ドラマの演出を手掛けたスティーヴ・マイナーは『13日の金曜日』シリーズの監督でもあり,取り違えが発覚してから家族の絆がギクシャクし始める一連の 場面はホラー映画並みのキモチ悪さ! 佐々木優子さんのリー・トンプソン(BTTFロレイン・ビデオ版)が帰って来たのは嬉しい。キャスティングのヒネりは鍛治谷Dの常套なので,後日出演のマー リー・マトリンが高島雅羅さん(BTTFロレイン・テレビ版)の声で喋るという仕掛けがあってもおかしくない。 近木裕哉さんはブログで報告されていましたけれが,『ER』キャロルみたいに姐御肌・元ヤンっぽさも出せる野沢由香里さん開始前の粒焼き無くて残念… というか幾つも感じましたよ「残念」。Dlife恒例の省略吹替表記, #01"This Is Not a Pipe" / #02"American Gothic" / #03"Portrait of My Father" という具合に原題は絵画の題名になっている放映タイトルは工夫無し。第1話でマグリットについて話す一連の台詞が唐突に思えて来るでしょう。 タイトル原題についてはwikipedia英語版に解説アリ。 http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Switched_at_Birth_episodes 見覚えある絵画が幾つもタイトルに使われているに違いない。『アリーmyラブ』や『デス妻』みたいにミュージカルナンバーがタイトルになっているよりは気 付き易く,飲み込み易いのでは? あっ「デス妻」にも"American Gothic"!! "The O.C."でも見覚えある映画のタイトルが各エピソードや台詞に織り込まれていました。昨夜の放送回では『ヴェロニカ・マーズ』のテーマ曲が流れて来 て「ぼくら昔は友達だったのにー」と訴えられましたわぁ。