新しい楽しみ? ( No.69 )
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- 日時: 2015/10/04 19:33
- 名前: 吹替版に愛の手を
- こんばんは。
BS朝日の『エンド・オブ・デイズ』はこんなに画面綺麗だっけ?と驚くばかりでした。ロビン・タニーに小林さやかサンが良いお芝居を当てていましたね。平田勝茂さん訳の台詞も凝縮度が高い。字数が多くて入らない!入らない!と声優さん達からブーイングがあるというし 最もダメージを与える台詞をニコリともせず突き刺して来る津嘉山正種さんと対照的に,小川真司さん演じるサタンは結構笑っている印象があります。いや,このように浅くてヘラヘラしていて腹の底で陰謀をめぐらすような役は他にも『JFK』のトミー・リー・ジョーンズなど心当たりがある。この声も聴かれないのだ。
BSジャパンで『クリフハンガー』を再放映し,一ヶ月経たない内にBS朝日でも吹替版を放送するのですね。ヴィデオ版?フジ版や日テレ版吹替を発掘して放送? 額田やえ子さんによるフジ版はまた聴いてみたいなあ。 フジ版は年代的に大長今吹替を収録した同じスタジオで録られたワケですよね。生田智子さん達がマイクを奪い合った(?)大長今吹替の聖地も今は無く…
BS-TBSのコロンボ特番二つ目は…タツノコヒーローアニメの主題歌を熱唱した山本正之さんが出演されましたね。吹替版についてちょっと突っ込んだ話が聴かれて…でもコロンボ本で話題になったようなネタばっかりだよなあ。新シリーズで何度も出演した佐々木優子さんにオーディオコメンタリしてもらうくらいでないと。 特番のナレーションは堀内賢雄さんでした。『情熱のシーラ』の暗い声と随分掛け離れました。『シーラ』は今夜最終回です。
今夜の『フォイル』は「兵役拒否」の後半です。昼間前半を再放送していたので先週分の忘れかけたところを取り戻すにはもってこい。勿論一時間半枠で放映が可能ならそれも是非敢行して欲しい。ここ3話はマスターテープがSDっぽいボケボケの解像度。フィルムから取り直したら綺麗になりますよ。多分。 『フォイル』のテーマ曲ってオープニングはスローで葬送行進曲みたいなのに,エンディングではテンポが上がってせわしないドタバタ感が出ます。同じメロディなのにテンポ次第でここまで雰囲気が変わるところは,フォイルの人となりを反映しているのかも知れませんね。
p.s. ミルナーとスーザンがこういうカンケイになるとはねえ今夜の『フォイル』。画だけ観るとドクターVSポンパドゥール夫人になりそうでならなかったけれど,声だけ聴けばイ・サン×キ・ヤンです。チャングムママの声も聴こえるねえ。
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苦労したものが ( No.68 )
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- 日時: 2015/10/01 01:56
- 名前: 吹替版に愛の手を
- こんばんは。巻き舌激しいのですねえ遠野の妖怪って。
『映像の世紀』はアナログBS時代S-VHSで苦労して予約して録画したけれど,録り逃がしも多かった。DVDが高くてレンタルをあちこち探したり。それが今回全部録り切れ,BDとHDDの両方に保存しました。あんなに苦労したのに何と簡単だったことか。 Blu-rayディスクは紙ジャケットに入れてはならず,不織布ジャケットであってもBlu-ray対応の物を選ぶ必要があるそうですねえ。注意しないと。長持ちしてくれよ~。
『刑事フォイル』の吹替音声だけ聴いていたら分からなかった。ハリー・ポッターシリーズにも出ていたデヴィッド・テナントだけでなく,木下紗華さんが吹替えているスーザン役をソフィア・マイルズがやっている出羽内科。『ドクター・フー』では「暖炉の少女」の回で共演していてあの時は魏涼子さんの蔭りのある声がピッタリ合っていた。録画をお持ちで耳に自信のある方には見直して欲しい。同回のどこかに樋口あかりサンが居ますよ。 PRプレマップを見ると明瞭にフォイルが「私はナチスと違うんだ!」と意識しているように見せ,ユダヤ人虐殺を業務として淡々と行っ(て後年裁判に掛けられ)たアイヒマンの正反対の人物という点を示そうとしている。房内で陰湿なイジメをやった警官をバッサリやるとか,声高に正義とは何か?なんて言わないところがフォイルらしさですね。思った事をすぐウギャーッと叫ぶのが「上手い演技」とは言わないのですよ。でも視聴者には伝わらないからそのように騒々しい場面を設けているのだ,なんてドラマを作っている人達は言うのではないかな。 木下紗華さんと武田華さんが同じ吹替版に出ていると時々どっちがどっちか分からなくなるなあ。お名前に同じ字が入って,少し硬質な,艶のある美声でアピールしやすい。原音より綺麗じゃないかな(苦笑)ズボンのポケットに手を突っ込んで歩く女性の喋り方じゃなかったけれど,個人的にお芝居に力みが少なく安心して聴いていられるのは武田さんの方かな。『奇皇后』嫌いも手伝って。 「スティーヴン・ブルックスの兵役拒否が認められた」なんて台詞があった。初めの方に市の“義勇防衛隊”を指揮する(水野龍司さんの声で喋っていた)レイモンド・ブルックスという人物の身内という展開がありそう。ポーランドから逃げて来た男性は『エニグマ』だし,二時間ドラマでやってくれても良いけれど,こうやって一週間待たされても付き合ってみようという気分にさせられます。
『キャシーのBig C』はリーが亡くなり来週でシーズン2が終了。浪川大輔さんのお芝居は転げ落ちるように悪くなる末期ガンの推移をうまくトレースしていますが,ヒュー・ダンシーはもっと前から元気そうに見えても具合悪そう,とあちこちで表現していたので,半分成功半分失敗という感想を抱きました。具合の悪さや病気と対峙する意志を視聴者が汲み取る事が出来なければこの放送も失敗の部分が多くなりますね。 ちなみに,今回のエピソードを演出したのはランディ・ジスクというディレクター。放送時間のカブッている『名探偵モンク』を制作したクレイグ・ジスクとは兄弟だそうです。
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ありがとうございます! ( No.67 )
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- 日時: 2015/09/27 23:36
- 名前: 吹替版に愛の手を
- こんばんは。 『世界一受けたい授業!』番組中のクイズで魚のマンボウが出て来てまさかまさかと思っていたらやっぱり予想通り「マンボNo.5」をBGMに選んで来る黒澤隆昌さんの仕事に大ウケでした。
ちゃむヤングンsummer!! おしさしぶりであります。改良ありがとうございました。 テキストファイルをランサムウェアに根こそぎにされクッキーも多分全滅したと思っていたのに,パスワードは何故か自動で入ってくれる。良い事?悪い事?
最近此処で書いた事についてかなり遠い所で反応があったようで,おしゃスラの個人ブログ化に引っ込もうかとも思っていたのですが,みんなが読む場所で良いものを褒める活動が,誰かの役に立っているのかなとチラっと思いました。 だから『フォイル』に木下紗華さんが出て来てウゲっ!となりましたなんて書いちゃいけないんだよね。ホントにあのドラマが嫌いなんだ私の耳。
超大国って横暴だ。東京裁判では戦争責任を問われ何人も死刑になったのに,ウソの理由で始めたデタラメな戦争で兵士=国民が沢山亡くなっても開戦理由をデッチ上げた責任者達が死刑にならないなんて,モラルのかけらも無い。あべしの長期政権と安保法制でモラルの無い国々のウケは良くなったらしいが,これって(略) TPPに合意して保険や医療がアメリカ化すれば金の無い病人は破産するか,捨てられる。でも億万長者だってボケ老人になるし,病気で死ぬじゃないか。病気は金より強いのだ。薬漬けにされ却って身を滅ぼすケースも続々聞かれるのに誰も何も学んでいない。 川島なお美さんの訃報は「お笑いマンガ道場」を観ていた身にはショックです。よく通り憶え易い美声の持ち主で歌っても声のお仕事にも良かったであろうに,殆どそれらが活かせないセクシー路線に行ってしまった事に個人的には違和感を覚えていた。世には私がピンと来なかったセクシー路線しか記憶に無い人の方が圧倒的に多いようですね。 今井雅之さんにしろ川島さんにしろガン死のほぼ寸前に報道があったわけですが,観た人はどう思っただろう。あれほどカヘキシーが進んで声も衰えた状態で元気ですとアピールし,治るかも?と希望を持たせ,直後に転げ落ちるように悪くなるのです。そのようにして身内を看取った経験もあるから「この人長くないね」と思ったその通りになってしまう。それを知らない視聴者は何を思うだろう?肝臓を傷めるお酒にハマってあの病気で亡くなるとか,お酒関連のイヴェントでもあんなに持ち上げて。マスコミは非常に不味い事を広め不味い方向に持って行こうとしているようです。世の中のためになる情報を伝えるのはマスコミの役割じゃないんだ。
声が衰えたと云えば,赤塚不二夫さんを採り上げた番組で富田耕生さんのバカボンパパ声が聴かれたのは嬉しいけれど,富田さんも声の減退が顕著だったな。お元気なのでしょうか。
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デザイン変更しました ( No.66 )
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- 日時: 2015/09/27 14:36
- 名前: ちャむヤングン
- すっかり兄さんのブログと化してしまっておりましたが、やっとこデザイン変更のお知らせができる。
なのに、あれ~絵文字もタグも打てないぞ~何かアップしたりない模様(^^ゞ なので、もう少し頑張らないとイカン(^_^;)
※追記:やっぱり抜けてた これでようやく完成かしらん? いや、このコメント投稿欄の字が薄すぎるような気がするので、もうちと考えます
ここにクッキー置いている方(兄さんくらいか)名前のところが文字化けしてますけど、再度入力していただければ、直りますのでお許しを
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かっと ( No.65 )
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- 日時: 2015/09/25 21:29
- 名前: 吹替版に愛の手を
- こんばんは。
BSプレミアムで"GODZILLA"地上波初放送の前日に特撮業界を紹介するとは。やっぱり誰かの魂胆があるなあ。"GODZILLA"は30分切ってあるとみられます。吹替は劇場公開版でDVD/Blu-rayにも入っているので,ノーカットで観たい方はそちらをどうぞ。という意思表示かも知れない。エメリッヒ監督のソニー映画を地上波初でやったのも金曜だったと記憶しています。かつてこぉんな大物を地上波初でやる時は改変期に枠をたっぷり採ってやったものですが… 放送ではバッサリ逝っていますが,カイル・クーパーらによるオープニング・タイトルはフェイク・ドキュメンタリーの秀作ですよ!
"GODZILLA"は発掘に,鼻っ面の尖ったヘリコプターという具合に『ジュラシック・パーク』そっくり。この年『クリフハンガー』や『ラスト・アクション・ヒーロー』といった大作はCG恐竜に踏み潰され観客を持って行かれた。その『クリフハンガー』をBSジャパンでやっと観られています。初放送時は雪で台無しになったんだっけ。撮影現場の様子が面白そうだったのでOST盤を買ったし,『ジュラシック・パーク』公開の終わった頃アメリカで発売されたレーザーディスクも買って観たのでした。クローズド・キャプションデコーダーで英語字幕を表示してみたら,脚本家が何人も関わった割りに台詞が面白くないと感じる事が多かった。フジテレビで放送した吹替は額田やえ子さんの訳で「ん~仰々しい?」と感じる場面もあった。今回は日テレ版吹替の台本を使っていますが,正直…らしくない,原語では面白味の薄い台詞が血色良くなっているのが判ります。ノリノリで作っている感じも読みの正しさも伝わって来ます。 素晴らしい,と漏らしてしまう場面と同じくらい難もあります。制作会社と提携していたパイオニアがハイビジョンLDを出していて,ノイズが多いながらもアルプスの岩肌を緻密に描写していて驚いたものです。登山シーンで命綱の消し忘れを探したりして。あれから20年,スコープサイズの画面を破綻無く視聴出来る時代になったのに,記憶にあるほど爆発の炎は明るくないし岩肌のギザギザ感が薄れ,大きな模型を使った場面はスケール感が減退し,丸山雪野さんと岡寛恵さんは声質がカブるし。映画としては短命だったという事なのかしらん。 初めて観た時から,クリステルを演じるキャロライン・グッドールの精密機械のような台詞回しの数々,感極まるお芝居を本当に限られた所で使う所などは『フック』,『シンドラーのリスト』から『ニュースの天才』まで様々見て榊原良子さんにやって欲しいといつも思います。 登山に来ているにーちゃん二人=エヴァンとブレットの出番は根こそぎカット。フランクがヘンな画を描く趣味も明らかにされない。だからヘリで送ってと頼むジェシーが「お願い!あなたの画を買うから!」と言う場面も台詞が変えられている。ノーカットで画を描く場面があったら台詞変更の必要も無い。ノーカットで吹替収録をしていないわけか。これだと今後Blu-rayが出ても吹替音声は積まれないのですね。録画を回して正解…
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凄ワザ披露 ( No.64 )
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- 日時: 2015/09/21 15:49
- 名前: 吹替版に愛の手を
- こんにちは。ゴールデンウィークに準じたシルヴァーウィークでありますか。
『世界ネコ歩き』マルタ編では動物達が何を話しているんだろうね,というつぶやきが番組内で何度か聞かれました。そうだ!これをこそ,番組でやるべきですよ!是非『A★Aショー』と『世界わんわんドキュ★』の間で上手い副音声を作って下さい。
『刑事フォイル』はミルナーに接近し甘い言葉を掛けていたチャールズ・ダンス演じるナチシンパの議員が実はドイツに英国の機密を渡そうとしミルナーを利用していた事が判る場面が終盤にありました。オウム真理教の信者達はみな教祖に何を尋ねても整然と答えてくれる事で崇敬の念を深めたという話を思い出しました。甘言遣いは詐欺師も悪魔も得意。 スペンサー議員の吹替はご存命だったら有川博さんがやっていたかなあ。脚本のアンソニー・ホロウィッツは名前聞いただけでユダヤ・ロシア系の出自がありそう。ドイツから逃げて来たユダヤ人達のカタを持たなそうな持ちそうなフォイルの微妙な立ち位置にも反映されている?今日イマジカBSで放送していた「名探偵ポワロ・黄色いアイリス」の脚色がこの人だった。 畳み掛ける台詞の発し方って実は山路さんなのでクリストファー・エクルストンのドクターと同じですけれど,善悪を問わないが違法性を衝き高位の犯罪者にも容赦無い,淡々と仕事をこなしながら誤りは誤りとはっきり言うフォイルの態度に,今回はかなりシビれました。 成立もデタラメ極まる安保法が決まった直後に間違っているとバシッと言える。あんまり憶え易いキメ台詞を何度も聞かされれば流石にコッチも頭悪くなった感バカにされている感があって厭になるもんですが,上手いなあと思いましたね。 NHKはあの戦争で政府が国民にウソをばら撒く手伝いをした。二度と繰り返さない事を願ってやみませんが,目立たなくても正しい事ってあるんだよと示してくれるドラマを探して吹替まで付けてくれるなんて,見直しました。 こうしたシンビ眼を持ちながら何でまた,台詞クサくて脚本デタラメの《ピ――ッ》みたいなドラマをやってんだろかしらべ。
「したコメ」で行われた『スサミ・ストリート全員集合!』の上映と関係者によるトークイヴェントは盛況だったようですね。登壇した羽佐間さん含め皆さん笑顔なのが印象的です。 演出はどうやら吉田P?とり・みき先生もコンサルタントとして関わったのですか。とり先生は魔夜峰央先生の『パタリロ!』を敬愛しているそうで,「スサミ・ストリート」だって実は『パタリロ西遊記!』のコミックス2巻(だったかしらん)で出て来たダジャレだったりする。それ以前にも発せられていたかも知れない。
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驚いて良いレヴェルか ( No.63 )
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- 日時: 2015/09/19 17:55
- 名前: 吹替版に愛の手を
- シャールト・コプリー(チャッピー)とは。川島得愛さんはまた一人俳優フィックスを手に入れたようですね。
昨夜録画した番組をチェックしていたら,『妄想ニホン料理』で玉川砂記子さんが安定の年齢不詳っぷりでド肝を抜いて来るのが凄かったけれど,何よりハンガリー大御所パティシェに飯塚昭三さんが声をアテているじゃないか!この番組には初登板ではなかろうか。サンデル教授声で複数役演じ分けるうすいたかやすサンが青二才に聴こえてしまうからなんともはや。このような重鎮には今まで野島昭生さんがK.I.T.TやCSI:っぽくない声で登板して来た。野島さん,お元気ですか。
お料理番組で思い出した。キッチンの蛍光灯に“色気”を出して,演色性が高くカラフルな蛍光灯を付けてみたら,様々美味しそうに見える上,冷蔵庫から出した古い料理はちゃんとイキが悪そうに見えるように変わった。これは大事ですね。電気代を安く上げようとLED照明に取り替え,結果見た目の鮮度の正確さが落ちたとしたら,損ですよね。 料理番組でもロケの場合先々の照明を使う事の方が多いから,中には部屋の照明によって見た目の美味しさが減退していることだって有り得る。それでもそんな悪条件でなおかつ美味しそうに撮るのがカメラマンの腕?
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喋りたいと思わせる ( No.62 )
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- 日時: 2015/09/18 21:01
- 名前: 吹替版に愛の手を
- こんばんは。探偵の探偵は皆探偵だ。世界に広げよう(なんぢゃそりゃ)
BSジャパンで『ワールド・イズ・ノット・イナフ』の次はやらないのか,『ネバーセイ・ネバーアゲイン』を放送中ですね。『帝国の逆襲』のアーヴィン・カーシュナーの演出を『最後の聖戦』のキャメラマンが撮影するというルーカス×スピルバーグ達の作品とフィードバックし合った時代性! 吹替版はフジテレビ制作ですが,私はコレ日テレで,水野晴郎さんの解説付きで観たんだったっけ。やっぱり金曜の夜に。若山弦蔵さんと鈴木弘子さんの顔合わせは『ロシアより愛をこめて』で聴いた。内海賢二さんとキム・ベイシンガーが会話すると『バットマン』のジョーカーとビッキーの画がず~っと脳内に流れるのでした。 額田やえ子さんの台詞はお国ごとの特性まで織り込んで,馴染み易く気品がある。軍事用語やテクノロジー関連には弱い感じですが,Qは下町言葉?など幅広い。このような台詞にお芝居を合わせてみたい!という声優さんも少なくないと思う。将来ある映画翻訳家の皆さんにも台詞を全部憶えるくらい聴いて欲しいな。
追記:観終わりました。ローワン・アトキンソンを吹替えた村山明さんってやっぱり故・曽我部和恭さんに声似ていますね。 ハイヒールで逃げ足速い?ンなワケないだろとツッコミどころもありますが,もうメインタイトルが『ラスト・アクション・ヒーロー』並みにかっけええええええ。(アッチは劇中劇・映画中映画だけれど)HDリマスターの成果で2~3コマだけですが爆死ファティマのマネキンっぷりもアップしておりますね。どうして女海賊のコスプレなのかは今も謎です。『インディ』シリーズだけでなく『レッド・オクトーバーを追え!』や『アビス』に影響与えたのだろうなというシーンもあれば,クラウス・マリア・ブランダウアーはボンド映画撮りたいと公言しているクリストファー・ノーラン似に見えるし。ペンが武器,ゲーム画面にみられる三角形を組み合わせたアニメーションは67年『カジノ・ロワイヤル』からの借用か。 も~っととんがった音も出せれば良いが,何しろ30年前の録音でノイズを除去するのがやっとという感じですね。ドルビー使うとますます尖った音が無くなるし。最近流行りのカセットテープなんてノーマルポジションだからラジオの局無し周波数並みのノイズにも心酔する気持ちでかからなきゃいけない。 そういえばハイポジとメタルテープの買い置きがどこかにあったな。
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醍醐味 ( No.61 )
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- 日時: 2015/09/17 00:12
- 名前: 吹替版に愛の手を
- こんばんは。駐車時はニンジンをお切り下さい。
吹替的にかなり異常な地球ドラマチック・選「4歳児のヒミツ~驚きがいっぱい~」が26日深夜に再々放送されます。女性声優さん達の業務と声種が頭に入っている人でないとこの異常は楽しめないかも知れないが…とにかく凄いので,吹替版に興味のある人には誰にでも薦めたいです。
我が家もとうとう?ようやく?ブルーレイ書き込みに対応しました。BD-Rが百均でも簡便に入手出来るようになったのはメリット。サイズが数GBを超えるファイルも分割無しで記録出来るのもメリット。That's=StartlabがCD=DVD事業から撤退してしまうし,バラツキの無い低エラー高品質ディスクについて情報を集めなければ。 BDXL対応機で,感慨にふけってしまうのはその容量。DVDレコーダーの内蔵HDDが100Gとか200Gという時代を経て直径12cmのディスクに100GB入りますとなったら,ねえ? 単体ブルーレイレコーダーも多機能で便利と知っている。ポンと買う度胸が無いのです
Dlifeで『ダメージ』のファイナルシーズン最終回だけチラ見したら,三上哲さんと村治学さんの登場シーンが近くて「"SHERLOCK"かーい!!」と叫んでしまいました。いや,他に幾つも共演作はありそうですが。 今回の『サンダーマン』は「ハイパースピード」のシーンに快哉!ヘン顔自前で出来るキーラ・コサリン始め子役達はみんなGの作用でつぶれた表情をするのも楽しいですが,1978年の『スター・トレック』でワープテストの場面でワームホールに突入し,あまりの速さに動きと喋りがゆっくりになるシーンがあって,36年後その場面そっくりに真似して作っている。伝説のCF監督ロバート・エイブルが指揮した視覚効果が一部残っているんだっけ。車内アナウンスは原音で聴くとミスター・スポック風?こういうところを吹替スタッフがきちんと迎え入れて作っても,観ている子供達は『スター・トレック』というとJJ版のシリーズしか知らないだろうなあ。サンダーモービルが飛んでいく場面のBTTFっぷりを佐々木優子さん演じるママがア然として眺める場面がどんだけおかしいか! 『100分de名著』でだめんず話を語る加藤有生子さんのナレーション…画面の向こうにロザムンド・パイクの姿が浮かんで来た! 今夜の『モンク』はトニー・シャルーブとブルック・アダムスの共演。おばちゃん保安官のウィンクも納得。『デス妻』同様土師孝也さんがリカルド・チャヴィラをやり,スーザン母=天地総子さんが保安官。そうこの吹替はNHK謹製だった。シーズン5から吹替音声がステレオになり臨場感もアップした感じです。初放送時はモノラル二階建てだったし,アナログで尖がった音も届かなかった。 ここんとこ土師さんの低いイイ声を聴くとオーソン・ウェルズなんて合いそうだな~と反応する。どうですか?
"iCarly"と『ハンク』でイジワル先生を演じた滝沢ロコさん。同じ演者,似た傾向のキャラでありながら,後者ではある種ぶりちっしゅな高貴さを正しく出している出羽内科。小中学生のカーリー&サムファン達はどれだけ気付いているだろう。 ロコさんというと『ER』シーズン4の初回=生中継でジャンキーの妊婦役で来ていて,麻薬を止めないから2回後に産気づきトイレで死産という愚かで哀れな役だったのを思い出します。初聴きの頃はオービス役の田野めぐみサンと区別付かず思い返すと実に恥ずかしい。
ふたこと目には「説明責任」って,言葉の意味分かってる?分かってないから強行採決するってか。こんな政治家,こんな政党,一体誰が選んだんだろうねーという問題を国民は知らなきゃいけない。国民にどんだけ説明したってわかんねえだろうなあと政治家は思っているかも知れない。何でもかんでも多数決で決める事が本当に最善なのかを将来のある人達に考えさせるきっかけになったらこういう事も,無益にはならないか。
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シビレる ( No.60 )
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- 日時: 2015/09/14 01:15
- 名前: 吹替版に愛の手を
- こんばんは。まだ,いたい。
「鬼が怒る」と恐れられた暴れ川が氾濫しても驚かない。マスコミは騒ぐけれど。こじらせたのは人間。死者など出て欲しくなかったのに。「震災から何も学んでいない」と呆れるのも何度目か分からない。
川島得愛さんと安永亜季さんのお二人が『刑事フォイル』と『情熱のシーラ』に連続登場。時代が近く,ボンド映画みたいに暗躍するナチス,真面目に仕事をこなす人達の様々な活動が淡々と描かれるなど共通点が幾つもあり,舞台が異なるのに川島さんが両方イギリス人役だったりして。 BS日テレとDlifeで細田守作品の放送時間帯がくっついているとかいう現象より面白かった。細田守監督を追った『プロフェッショナル』が再放送された翌日にこれって,やっぱり広告代理店の戦略? NHKも乗るんだ~こういう企画に。同監督作品はジブリ作品同様主要キャストは実写の俳優さん達で,声優っぽいスレた感じが無いのは新鮮。しかし人物同士の距離感がデタラメな所がキラい。視覚的にも現われているこうしたアンバランスさこそが細田監督の持ち味なのかしらん。 『シーラ』で今夜唸ったのは渡辺明乃さん。ラテンっぽいあッちぃ行動が全部お芝居なのに,色仕掛けで首筋の毛を逆立てるようなオーラが飛んで来ました。こんなに上手かったのか。低い声で喋ると塩田朋子さんみたいだし,根本圭子さん同様文学座率の高いキャストの中に見事に潜伏している存在自体スパイっぽくてたまらなかった。嗚呼持ってから易い性質のおいらきっと殺されるの簡単過ぎる…ベアトリース役のジャミー・ガーツかと思ったら別人(Nerea Barros)。似てたなぁ。 ダ・シルバだってサンダーマンパパと全然違う声で来るし。外ドラ班の皆さんもかなり戦略的に仕掛けている。ブッキングだけでなく放送スケジュールまで含め,こんだけ翻弄した後で「全部ワザとです」なんて言われたら,神谷明さんの怪鳥音を目の当たりにした中川翔子さんみたいにシビレちゃう。
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