昭顯世子{ソヒョンセジャ}

昭顯世子

朝鮮第16代王仁祖{インジョ}の長男。孝宗{ヒョジョン}の兄。
清から帰国してまもなくマラリアにかかって死亡する。（特別出演）

【史実では】
丙子胡乱{ピョンジャホラン}*1により1937年(仁祖15年)に弟鳳林大君{ポンイムデグン}（後の孝宗）と一緒に清の人質として捕らえられた。以後瀋陽の世子館に滞在し朝鮮と清の間の窓口の役割を担って政治・経済の懸案を引き受けて処理していた。

1944年(仁祖22年)に清の遠征軍とともに北京に入り、北京でイエズス会所属の宣教師アダム・シャールから西洋暦法といくつかの科学に関する知識を伝授されカトリックについて紹介された。当時北京で明滅亡の現実を直接目撃したせいか、清の現実を認めて清と朝鮮の関係を円滑にしようと努力する。

人質から解放され1945年(仁祖23年)に帰国したが仁祖の冷遇と蔑視の中で急死した。毒殺されたとの説が定説である。（1612～1645年）

出演者
チョン・ギョウン
吹替版の声
玉木雅士

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