イ・シンジョク右議政{ウイジョン}であり義禁府{ウィグムブ}都提調{トジェチョ}を兼職している宮廷の実力者。宮廷内で最も深々と浸透した密本{ミルボン}*1組織員である。何より自分の"利"が最優先の人物で、青年時代、チョン・ドジョンに仕えれば権力を得るという考えで密本に入った。若い時期のイ・ドを最側近で迎えて密本の次の命を待ったが命は通達されなかったし、そのような渦中にチョン・ドグァンが死にいたったというふふんとある噂が広がるとすぐに、密本が瓦解されたと考えて、密本の任務は破ってただ立身出世の道に入り込んで出世を繰り返した。そのようなある日3代本元{ポノン}*2チョン・ギジュンが彼の前に現れてイ・シンジョクは世宗{セジョン}と密本との間で自分の利を置いて悩むことになる。

出演者
アン・ソッカン