続★同好大長今 「宮廷女官チャングムの誓い」等の韓国ドラマの各種データ等を保管

名は李芳蕃。諡号は章惠{チャンヒェ}。母は神德王后康氏。太祖{テジョ}李成桂{イ・ソンゲ}の7番目の息子に生まれた。1392年(太祖1年)朝鮮が建国されると、撫安君{ムアングン}に封君され、太祖即位の初めに世子{セジャ}冊立問題が台頭すると、太祖の意中の候補に挙がっていたが、趙浚{チョ・ジュン}、鄭道傳{チョン・ドジョン}など重臣の反対で失敗に終わり、弟の宜安君{ウィアングン}芳碩{パンソク}に移された。1398年第1次王子の乱で追い出され城門を出た後、途中で趙浚などに殺害されてしまった。当時、彼の年齢は18歳であった。太宗{テジョン}のときに彼の無念の死に恤典*1が追挙されて諡号を追贈し、1437年(世宗19年)世宗{セジョン}は第五王子の廣平大君{クァンピョンデグン}に王命で立嗣*2させて芳蕃の代を継がせたが（廣平大君は）早死した。