続★同好大長今 「宮廷女官チャングムの誓い」等の韓国ドラマの各種データ等を保管

名前は瑤{ヨ}。神宗{シンジョン}*1の7代孫であり、定原府院君{チョンウォンブウォングン}鈞{キュン}の息子である。妃は、昌城君{チャンソングン}稹{チン}の娘順妃{スンビ}盧{ノ}氏である。当時の中国は元国から明国に変わる時だったので、朝廷では親元派と親明派の対立が激しく、親明派の李成桂{イ・ソンゲ}は、威化島{ウィファド}回軍の後、昌{チャン}王を即位させたが、陰謀を図ったという理由で昌王を廃位させ、1389年恭讓{コンヤン}王を即位させた。

恭讓王は鄭夢周{チョン・モンジュ}を中心とした既存の政治勢力に続いて、新たに実権を握った李成桂に完全に実権を奪われたが、鄭夢周が殺害された後、徳がなく愚かという理由で廃位させられた。これで高麗は34代475年で滅びた。恭讓王は廃位された後、原州{ウォンジュ}に追放されて恭讓君{コンヤングン}に降格されたが、2年後に三陟{サムチョク}で殺害された。高麗の王家であった王氏は、李成桂の勢力によって滅族に遭い、江華島{カンファド}に集結しろとの命を受けて船に乗って江華島に渡る間に船を沈没させて多くの王氏が水葬された。