ペク・ユン恭愍{コンミン}王の死後、イ・インギョム、キョン・ボクンと一緒に都堂{トダン}*1三人衆を成し遂げた権力者。[都堂主流派]

キル・テミと事あるごとに対立して謎の死にいたる。

イ・インギョムの腹心のように見られるが次第に歳を構築して都堂の発言権を持つ権臣。キル・テミと仲が良くなくイ・インギョムともある程度対立する姿を見せるがイ・インギョムもペク・ユンの価値が分かるせいでペク・ユンに触るなとキル・テミに警告する。だが、チャン・サムボンに師事を受けて来たタンセによって殺害される。

チ・ユン。(?~1388年)

【史実の池奫{チ・ユン}

巫女の実子として最初は軍卒から出発したが、次第に武功をたてて恭愍{コンミン}王の晩年には判崇敬府事{パンスンギョンブサ}になり、西北面元帥{ソブンミョヌォンス}慶尚道上元帥{キョンサンドサンウォンス}など出征軍の指揮官に任命されたりした。

{}の時には門下賛成事{ムナチャンソンサ}判版図司事{パンパンドササ}になって宰相に上がったが、当時の権臣である李仁任{イ・イニム}と一味になって親元征策を批判する林樸{イム・バク}鄭道傳{チョン・ドジョン}朴尚衷{パク・サンチュン}などを弾圧した。官職と獄を売って多くの財産を集め、腹心を大諌{テガン}*2に配置、彼らをそそのかして威厳を働かせた。

しかし彼の息子益謙{イクキョム}を倭寇討伐の指揮官に送りだす問題などで次第に李仁任と仲が悪くなったが、機会をうかがった李仁任が金承得{キム・スンドゥク}李悦{イ・ヨル}華之元{ファ・ジウォン}など自分の腹心を政府誹謗罪で追い立てて流刑にすると、これに対し危機意識を感じて知申事{チシンサ}金允升{キム・ウンスン}と共謀して李仁任・崔瑩{チェ・ヨン}などを除去しようとしたが、結局失敗することで家族・党与*3とともに処刑された。

ネイバー知識百科(韓国民族文化大百科)より
出演者
キム・ハギュン
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