続★同好大長今 「宮廷女官チャングムの誓い」等の韓国ドラマの各種データ等を保管

別名真娘{シンラン}。妓名明月{ミョンウォル}。開城{ケソン}生まれ。中宗{チュンジョン}の時進士*1の庶女に生まれたが、四書三経を読んで詩・書・音律に優れ、優れていた容貌でより一層有名だった。15才頃に町内の未婚の男性が自分を恋慕して相思病*2で死ぬとすぐに妓界に投身し、文人碩儒{ソ・ギュ}らと交遊して卓越した詩才と容貌で彼らを魅惑させた。当時10年間修道に精進して生仏と呼ばれた天馬山{チョンマサン}知足庵{チジョガム}の知足{チジョク}禅師を誘惑して破戒させ、当代の大学者徐敬徳{ソ・ギョンドク}を誘惑しようとしたが失敗した後、師弟関係を結んだ。

当代の一流名士らと人情を感じて碧渓守{ビョク・ケス}と深い愛情を分けて爛熟した詩作を通じて独特の愛情観を表現した。"冬至月の長い夜を真ん中で断ち切って"は彼女の最も代表的な詩である。徐敬徳・朴淵瀑布{バギョンポッポ}とともに松都三絶{ソンドサムジョル}と呼ばれた。作品で「満月台懐古詩{マヌォルデ フェゴシ}」「朴淵瀑布詩{バギョンポッポシ}」「奉別蘇陽谷詩{ポンビョルソヤンゴッシ}」「咏初月詩{ヨンジョウォルシ}」などがある。