馬医第1話「消せない過去」
私たち三人はそうして初めて会った...
牧場で暴れる馬を瞬時に制圧するイ・ミョンファン。牧場を訪れたカン・ドジュンは馬をすぐに治療する馬医たちを見て、卑しい身分の馬医も命を救うことは同じだと馬医のきらびやかな医術に感心している。
馬医の息子ミョンファンは脈をつかむこともせず患者の病気が分かり、これに感心した医員はミョンファンを養子にする。
トジュンとミョンファンは同時に
ある夜、得体の知れない者に拉致された船頭のペク・ソックは洞窟で医員(イ・ヒョンイク)が燔鍼を使って人を殺す場面を目撃し、次は自分が実験台にされることを悟って少しの間の隙を見て逃げ出す。
清国で8年間の人質生活を終えて帰ってきた昭顯世子と
貧しい人のために医療所を作って診察をしていたトジュンは昭顯世子が体調を崩しているというミョンファンからの手紙を読み宮殿に行く途中、軍の目を避けて逃げ回っていたソック夫婦(ソックは鍼で人を殺すのを見たと官衙へ告発して逆に濡れ衣を着せられ手配されていた)を助ける。そして妊娠中毒でつらそうにしている臨月のソックの妻に薬を渡す。
トジュンは内医院でミョンファンとインジュから昭顯世子がマラリアにかかったという話を聞き、さらに昭顯世子の主治医が内医院の医員ではなく、私邸の医員イ・ヒョンイクで趙昭容の推挙という話を聞いて、何か陰謀があると考える。
一方、病気の妻を連れて医員を訪ね回るが拒絶されたソックは、あちこちで医員を訪ねるうちにイ・ヒョンイクに出くわすが、危機の瞬間に再び現れたトジュンに助けられ、トジュンが家まで連れてくるとソックの妻は気を失い、亡くなるがトジュンとインジュのおかげで最後まで力を出し娘が産まれる。
そこでソックは自分が軍に追われている理由をトジュンに説明したところ、ソックの話を聞いたトジュンはこの事件の顛末をミョンファンに伝え昭顯世子を守らなければならないと言うが、トジュンがこれ以上危険に陥ることを願わないミョンファンは知らないふりをしていろと言う。
しかし、トジュンは人の命を簡単にあきらめてはいけないと昭顯世子をめぐる疑問を解いて行き、親友トジュンを一人にすることができなかったミョンファンも昭顯世子の薬に毒が混じっていることを発見し、これをトジュンに伝えようとしたところにイ・ヒョンイクが現われ捕まってしまいキム・ジャジョムのところへ連れて行かれ、この殺害が父である仁祖の主導で行われていると聞かされる。
昭顯世子を訪ねたトジュンだが、既に昭顯世子の病状は手がつけられない状態でトジュンはこの陰謀を明らかにしてみせると言うが昭顯世子はトジュンに「何も知ろうとするな」と言うだけだった。
イ・ヒョンイクからトジュンは既に終わった命とし、トジュンを謀逆罪として
トジュンは最後までソックに気を遣うが、自分は寃罪をこうむって捕えられて斬首されてしまう。
親しかったミョンファンとインジュは胸が張り裂けそうになる。
そしてトジュンの妻も出産を迎えインジュが手伝うが、女の子なら官婢に送って男の子であれば殺せとの命令が下される。不幸にも産まれたトジュンの子供は男の子であり、これにより衝撃を受けたトジュンの妻も死んでしまう。
インジュはどんな術を使ってもトジュンの息子を生かさなければならないと考えるが官軍がトジュンの家に攻め込んできた...
- 放送日
- ○韓国MBCでの放送:2012/10/1
○衛生劇場での初回放送:2013/3/7
○NHK-プレミアムでの放送:2013/7/7
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