続★同好大長今 「宮廷女官チャングムの誓い」等の韓国ドラマの各種データ等を保管

クァンヒョンはなんとか起き上がったヨンダルを連れて舎巖道人のところへ行くが、舎巖道人は自分は人を治す者であって馬のことは知らないから治せないと治療を拒否する。しかしクァンヒョンは人でも馬でも命を生かす医員に変わりはないと説得する。
結局舎巖道人は説得に応じるがヨンダルが暴れて麻酔鍼が打てず、クァンヒョンに「お前が鍼を打ってみろ」と命じクァンヒョンは偶然ながらも鍼を打つ。

一方、典医監に運ばれたソンハはミョンファンらの懸命な治療で一命を取り留める。外で待っていたチニョンはソンハの元へ駆けつけ手を握り本当の姉のように喜び付きっきりで看護する。
ミョンファンはソンハを診た医女について首医女のチョビに調べてもらうが内医院、典医監、恵民署{ヘミンソ}のいずれにも牧場に行った者はいないと聞き、一瞬インジュかもと思うがありえないと考えなおす。

翌朝、洞窟小屋でクァンヒョンが目覚めるとヨンダルは元気になっていたが、舎巖道人は荷物をまとめていなくなっていた。
キベとチャボンは赦免され牧場に戻る。そこへクァンヒョンがヨンダルを連れて帰ってきた。キベとチャボンは医員の男（舎巖道人）に治療してもらったと聞いて驚く。
居酒屋で会う舎巖道人とインジュ。二人はかつての師弟であった。舎巖道人は船に乗ってどこかへ行く...
昨夜の出来事で味をしめたクァンヒョンは鍼を眺めながら馬医の仕事に興味を持ち始める...

8年の時が経って、クァンヒョンは牧場で馬だけではなく多くの獣たちまで直す馬医に成長する。
一方、インジュの姿に憧れたチニョンは清国で医術の勉強をしていた。

クァンヒョンが治療中の子犬を見せようとチャボンのところに走って行くが、司僕寺{サボクシ}の役人が来ており清国へ献上する馬を朝廷から預かるところだった。早速その馬に乗ってみるクァンヒョンだが肺の調子がおかしいことに気づく。それに効く薬が牧場にないのでクァンヒョンはチャボンとともに薬を求めに都城に行くことにする。

チニョンは清国から戻り顯宗{ヒョンジョン}に謁見するため輿に乗って宮殿にやってきた。チニョンを出迎えるミョンファンは嬉しそうである（チニョンはミョンファンのことを子供の頃は「ナウリ（旦那様）」と呼んでいたが今では「アボジ（父上）」と呼んでいる）。チニョンは謁見の際に「王女様に何かあったのですか」と聞くと顯宗をはじめ側にいるチョン・ソンジョとミョンファンも苦笑する。
顯宗の妹である淑徽{スッキ}王女は何も食べなくなった自分の猫の治療を誰もできないのかと司僕寺の馬医たちに当り散らしていた。王女に会いに来たチニョンにも相談するが動物のことはわからないと言う。チニョンは気晴らしに宮殿の外へ出かけることを提案する。

二人だけで倭人村へ来た王女とチニョン（当時の朝鮮には鎖国になり帰国できなくなった倭人や異人が大勢いた模様）。王女は異国情緒を物珍しげに見る。
倭人村にクァンヒョンとチャボンもやってくる。二人は村の中にある薬屋へ行き薬を求めるが、チャボンは終ったら一杯やらないかとクァンヒョンを誘う。
王女とチニョンは何気に店に入るがそこは倭式の妓楼のようであった。二人は場違いなところに来たと思ったが食事をすることにした。
同じく店に入ってきたクァンヒョンとチャボン。二人は遠くの席に両班のお嬢様（王女とチニョン）が食事をしているのを見つける。
王女とチニョンは頼んでもいない料理が来たので驚くと店の者が「あちらの方からです」というので見てみるとチンピラ風の倭人客が手招きをしている。二人はまずいと思い外へ出ようとすると、倭人客が来て絡んできたのでチニョンが箸で相手の腕を刺すが、これを見たもう一人の倭人客が近づいてくるところにクァンヒョンが立ちはだかりチニョンの手を取り逃げ出そうとする...