馬医第11話「波紋を呼ぶ鍼(はり)」
鍼を打つつもりです! 一度やって見るんです...!
クァンヒョンの頬にキスした
治療が終わりクァンヒョンは王女と別れて唇がついた頬を触って微笑を浮かべる。大きな家から出てくると立派な馬がおり触って賞賛しているとソンハが出てきたので、ここはソンハの家だったと知り馬を触っていたことを謝る。ソンハは自己紹介し
宮殿に戻った王女は自分がクァンヒョンの頬に口を合わせた事実をカク尚宮に告白して泣きべそをかく。話を聞いたカク尚宮はそれは無謀だと驚き、それでも王女がクァンヒョンを忘れることができないことを知り「ひとまずその者に会わないで下さい。体が遠ざかれば心が遠ざかること間違いありません」と助言する。結局王女はカク尚宮の言葉通りクァンヒョンに会わないと決心するが、すぐに自分のことを無謀だと言ったカク尚宮を叱り飛ばしカク尚宮は必死に許しを乞うのであった...
一方、
ミョンファンは捜査のため
脈を診ても頭には問題なく熱もないのでチニョンは不思議に思うが、
その直後クァンヒョンらは責任者のチャン・ドシクから
夜になり馬の出産は無事に済んだがクァンヒョンはカン馬医がいないことに気づき同僚の馬医らと共に探しに出た。するとカン馬医が胸を握りしめて倒れていたので急いで島で唯一の医員のところへ連れて行ったが、あいにく医員は薬剤を買いに島の外へ出かけて翌日でないと戻らず渡し船も2時間後にしか出ない状況だった。チニョンからカン馬医は胸満*1の疑いがあり最悪の場合死に至ると聞いていたクァンヒョンはそれでは手遅れになると考え、医員の部屋にある鍼を借りチニョンから痛みが起きた場合には中府穴に鍼を打たなければならないという処置法を思い浮かべてカン馬医を生かすことができる最後の手段として自分が直接鍼を打つ決心をする。クァンヒョンの無謀な行動に他の同僚馬医は「人と動物は違う」と引き止めるが、クァンヒョンは同僚の反対にも意を曲げないで「今鍼を打たなければ人も動物と同じで死んでしまう」と決行する。クァンヒョンは人に初めて鍼を打つのでやはり緊張するが王女が連れてきた同じ病気の犬の中府穴に鍼を打った経験やチニョンの助言と説明を思い出しながら気を失っているカン馬医に慎重に鍼を打った。
翌日科挙の合格発表があり、チョンドゥはソンハの名前を見つけてミョンファンに報告するとミョンファンは大いに喜ぶ。ソンハ自身は司僕寺にいるチニョンを訪ねるがチニョンは恵民署に運ばれたカン馬医のところへ向かった後だった。カン馬医はクァンヒョンの鍼で命は持ちこたえ島の医員により恵民署に運ばれたが意識が戻らずにいた。恵民署の医員や医女たちは馬医であるクァンヒョンが鍼を打ったという事実に驚きを隠せない。馬医が人に鍼を打ったという噂はすぐ恵民署と司僕寺中に広がり馬医たちはクァンヒョンのことをありえないと非難した。
夜になっても恵民署の前でずっとカン馬医のことを心配して待っていたクァンヒョンのところへ中からチニョンが現れ「まだ意識は戻らないがそれはあなたの鍼のせいではなく、首医様が言うには利川にいたときからその兆候があったはずなのに治療が遅れたからで、あなたが助けたことは事実です。だから後は恵民署の者が看護をするので少し休んでください」と伝える。
帰宅してもなお患者(カン馬医)のことを心配するチニョンにソンハは自分が科挙に合格したことを伝えられなかった。
クァンヒョンは恵民署にいるカン馬医のところへ直接行って目を覚ますよう揺すってみる...
ミョンファンは部下のチョ・ジョンチョルと首医女のチョビから馬医が人に鍼を打ったという話を聞いて動物を治す馬医が人に鍼をするというありえない状況に激怒し、その馬医が利川で病気にかかった牛と人々を救ったクァンヒョンという事実を知って更に驚く。これに対しミョンファンはチョ・ジョンチョルに「一部始終をさらに調べてみろ。どのようにして鍼を打つことになったのか、その場に誰がいたのか」と指示する。
気を引き締めて三日間クァンヒョンに会わないようにしていた王女だが日増しに憔悴し無意識にクァンヒョンのいる司僕寺に足取りを向けていたので、これを厳しく制止するカク尚宮に向かって「少し離れた場所からチラッと見に行ってはいけないか」と哀願するが「三日坊主で止めてしまうのですか」という手厳しいカク尚宮の一言でもう一度クァンヒョンを忘れることを決心する王女。そのような王女をお茶に呼んだ
クァンヒョンは今回のことで激怒したチャン・ドシクに呼ばれ暇を出されて司僕寺から追い出される。
チニョンはいつものように司僕寺へ出勤しようとすると、チョンドゥから一番で科挙に合格したソンハが
- 放送日
- ○韓国MBCでの放送:2012/11/5
○衛生劇場での初回放送:2013/3/22
○NHK-プレミアムでの放送:2013/9/15
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