馬医第6話「命懸けの試練」
私が...私がそいつを一度生かしてみせます...!
倭式の妓楼から逃げ出すクァンヒョンとチニョン、チャボンと
一安心してクァンヒョンはなんであんな店に両班のお嬢様が出入りしたのかと説教をする。頭にきた王女が自分は王女(姫)であると打ち明けても、クァンヒョンは「そっちが王女とお付きの下女なら、こっちは
けんかで首に大怪我をした犬の治療をするクァンヒョン。王女とチニョンは遠巻きにその様子を見ていたが二人を探しに来た護衛の武官らに見つかり宮殿に戻る。
治療が終わってクァンヒョンは飼い主に感染症の危険があるから毎日朝晩に消毒薬を与えるよう指示する。夜も遅くなったのでクァンヒョンとチャボンは宿に泊まる。
クァンヒョンに"下女"と言われたことを思い出して腹をたてるチニョン。王女は誰かお付きの者を呼ぶ...
翌朝、チニョンはミョンファンに自分が清国へ医術の留学をしたのは
恵民署では多くの患者が治療を受けている。首医女のインジュが診ている患者が医女でなく医官に治療して欲しいと騒いていると回診中だった
インジュはコ・ジュマンからチニョンが恵民署で働くと聞き、彼女が並外れた医術を持っているのは聞いているがここは両班のお嬢様の来るところじゃないと反対する。
王女は
連行されながらチャボンはこの兵士らは
座らされた場所には拷問の道具が用意されておりチャボンは更におののき、クァンヒョンはなぜ宮殿に連れてこられたのかと騒くと、着飾った王女が現われ「お前たちが領議政の息子と左議政の子か」と聞く。本当に王女だと知った二人は必死に許しを乞うが、王女は自分の猫を生かすことができない場合は死を免れないという。
猫の具合を診たクァンヒョンが白湯を持ってきて欲しいというので4日間何も食べたり飲んだりしないのになぜと思う王女だが、猫が白湯を飲み始めると大いに喜ぶ。猫は王女が与えるお菓子のせいで虫歯になり歯を治療すればまた食べられるようになるという。
チニョンは恵民署を訪れるが、移動中のインジュは彼女を見かけると避けてしまう。それでもチニョンはインジュを呼び止め挨拶をするがインジュは困った顔をする。
チニョンはインジュになぜ恵民署で働けないのか教えて欲しいと聞く。インジュは「貴女が両班だからというのではなく、ここにいる医女は厳しい修練を経て見習いから試験に合格し何千もの患者を治療してきました。経験もない貴女に何ができるのですか。貴女がコネでここへ来るのなら私は去るでしょう」と答える。チニョンも「特別扱いせず他の医女と同様にしてください」と頼むが、「それなら都城の診療所へ行ってください」とインジュは立ち去る。
チニョンは子供の頃恵民署に行った時にソンハを治療した医女(インジュ)がいるのを見つけて感激し、それ以来彼女の下で働くことを夢見ているのだった...
猫の治療が終って宮殿の外に出たクァンヒョンとチャボンに対し清国に献上する馬とともにキベが宮殿に入ろうとしていた。二人はキベを見つけると馬が肺風*1にかかっているという(どうやら牧場に来る前からかかっていた模様)。馬は
翌日、早朝から重臣たちは
謁見が終ってチョン・ソンジョはミョンファンに「司僕寺は
キベは投獄され、クァンヒョンは司僕寺で馬は牧場に来る前から肺がおかしかったのになぜキベの責任なのかと詰め寄るが、司僕寺の馬医にお前たちの世話が悪かったくせに俺たちのせいにするのかと司僕寺から追い出される。
クァンヒョンはキベと馬を生かすための治療方法を探すが、チャボンに司僕寺にいる馬を俺たちがどうやって診るのだと言われ呆然とする。
そこへ以前治療した犬の飼い主が犬の様子がおかしいので診て欲しいとやって来る。犬を診たクァンヒョンは犬のために消毒薬を買う金は使えないという飼い主に対し犬は重い感染症で麻酔鍼を打って安楽死させると告げる。
翌日チニョンは王女を訪ねると王女は元気になった猫と戯れていた。チニョンは王女からあの男が治療してくれたと聞いて驚き、さらに男が"ペク・クァンヒョン"と名乗ったと聞くとさらに驚く。
ミョンファンは清国からの特使が3日後に到着するのでそれまでに何とかしろと司僕寺の馬医に命じるが、自ら馬を確かめに司僕寺へ向かう。
クァンヒョンはキベのいる牢屋に行くが、キベは自分が処刑されることを悟っていた。その帰りに犬の飼い主が駆けつけ安楽死させたはずの犬が生きていると言う。クァンヒョンは元気になった犬を見てあることを思いつく...
司僕寺では馬を診たミョンファンが、動物には薬が必要なのになぜ鍼を使うのかと馬医たちを叱りつける。また温泉での治療を提案する馬医にそんな悠長なことはできないと拒絶し、役に立たない馬医たちを捕らえキベを処刑しようとする。
そこへクァンヒョンが現われ、自分が特使が到着するまでの4日間で馬を治すので処分は待って欲しいと申し出る。ミョンファンが「牧場の馬医で賤民のお前の命は20両の価値しかないが、あの馬は300両の価値がある。もし馬が死んだら馬にも劣るお前の命はないが、それでもやるのだな」と聞くと、やらせてほしいと頼むクァンヒョン...
- 放送日
- ○韓国MBCでの放送:2012/10/16
○衛生劇場での初回放送:2013/3/14
○NHK-プレミアムでの放送:2013/8/11
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