4-14-2

僕は行かなきゃならない....父のところに...ヨンダルのところに!!

ヨンダルはミョンファンに自分は探している子ではないと言うが、身分も家も回復して官婢じゃなく両班になったからおじけづかなくても良いというミョンファン。
後からミョンファンの手下のチョンドゥが迎えに来たがヨンダルはクァンヒョンを連れてきて欲しいと頼む。しかしチョンドゥはミョンファンに濡れ衣を着せたペク・ソックの息子(クァンヒョン)を始末しろと裏で命じられていた。チョンドゥが行った後クァンヒョンのところへ連れて行って欲しいと頼むヨンダルにミョンファンは困った顔をする。

一方、ソックを失って悲しみに陥るクァンヒョンはソックのそばに血で"カン・ドジュン"と書いてあるのを見つけ疑問に思うが、官軍が追いかけてくるのが見えたので父の死体を枯葉で覆って逃げる。罪人の息子として官軍に追い詰められたところへ後からきたチョンドゥに矢を打たれてクァンヒョンは絶壁から落ちる...
その瞬間胸騒ぎがしたヨンダルは絶叫する...

ヨンダルはクァンヒョンが落ちたという絶壁の上へ連れて行ってもらい悲しみのあまり泣きじゃくる。それを見守るミョンファンとチョンドゥ。
ミョンファンはチョン・ソンジョにカン・ドジュンの家の田畑文書{チョンダプムンサ}*1を渡す。チョン・ソンジョはこのように渡してもかまわないのかと聞くが、ミョンファンはたまった財産はそうして金で金を儲けるようにすれば良いというとチョン・ソンジョはミョンファンがますます気にいる。
カン・ドジュンの家へ来たヨンダルだが、クァンヒョンからもらったわらじを下女に取り上げられそうになり必死に取り戻そうとする。そこへミョンファンが来てヨンダル(チニョン)に最高名門のお嬢様に成長できるように助けることを約束する。ミョンファンはソックやクァンヒョンが死んだのは自分のせいだ思っているチニョンを癒すため自分の妻のところに送って療養をさせようと考える。
クァンヒョンがくれたわらじを抱きしめ思い出して泣くヨンダル...

一方、クァンヒョンはとある牧場の荷車の中から瀕死の状態で発見されるが、牧場主は医員にみせる金は誰が出すんだと言って行ってしまう。傷をみた馬医のキベは今晩もつかどうかといい、しかたなく子供を死産して同じく瀕死の状態の馬の隣に寝かせる。
ところがその夜クァンヒョンが昏睡状態で「ヨンダル~お父さん~」と呼ぶとすぐに隣の馬が立ち上がりクァンヒョンの顔を舐め始める。その時、夢か幻か実父トジュンが現れてクァンヒョンを治療する。
翌朝、クァンヒョンも馬も生きていることにキベもチャボンも驚き牧場主に報告すると、大罪を犯した奴のようだから官衙に知らせるべきか尋ねるのでキベはこのまま黙って奴婢として牧場に置くことを提案し牧場主も同意する。

ヨンダルはチニョンという名の両班のお嬢様になり、服も着替えてミョンファンの家族のところへ行くため輿に乗り渡し場から船に乗る。
一方、都へ向かう船にはクァンヒョンとチニョンの交錯した運命を知るチャン・インジュが乗っている。彼女はカン・ドジュンの一族の身分と財産が回復したこと知りカン・ドジュンの家へ向かうが、財産を譲り受けたのがトジュンの息子(クァンヒョン)でなく娘(チニョン)だと聞いて不安になりペク・ソックを探しに行く。しかし、島へ行ってみるとソックは身分が回復したことを知らないうちに都へ向かったことを知り、クァンヒョンの行方もわからず心配になる。

元気になったクァンヒョンは牧場から脱走するが、罠にかかって連れ戻されお仕置きを受けて飯抜きにされる。その後そばにいた馬をヨンダルと名付けてなでてやる。
様子を見に家へ戻ったミョンファンはチニョンが自分の息子ソンハと遊んだり小学を勉強している姿に安心して、これなら官吏らにも紹介することができるので家族みんなで都へ行こうと言う。チニョンはミョンファンの家族の愛情のおかげですっかり元気になっている。

その後もインジュはソックを探すが、ソックは殺人罪で死んでクァンヒョンもまた崖から落ちて死んだかどうか分らないという話に愕然とする。
夜インジュがカン・ドジュンの家の前に来ると"チニョンお嬢様"を探す声がするので、ふと見ると塀を乗り越えて外に出る女の子がいて、あれがペク・ソックの娘(チニョン)だと知る。
外に出たチニョンは恵民署{ヘミンソ}へ行きクァンヒョンを探す。生きていたらここで治療をうけているだろうと思ったからだ。しかし医女から見ていないと言われ、もう二度と会えないのかと落胆する。

厩舎の片付けをしていたクァンヒョンはある馬の様子が変なことに気づき、キベを呼び起こして診てもらうと馬の体に膿が溜まっていたのでキベの治療を手伝う。
治療が終わって一服するとクァンヒョンはキベにあの夜自分を治療してくれたのかと尋ねるが違うと言われる。逆にキベはクァンヒョンに馬医の勉強をしないかと勧めるがクァンヒョンは医術は嫌いだと断わる。
突然鳴き声がしたので驚いた二人は走って向かうと、動物の死体を埋めた穴が掘り返され中の死体が盗まれていた。キベとクァンヒョンは犯人を探しに行くが、クァンヒョンは何者かに鍼を打たれて気絶し拉致される。
クァンヒョンが気がつくと洞窟小屋の中であちこち鍼を打たれており男が鍼を抜きに来て自分は医員だという。クァンヒョンはこの男が3ヶ月前に死ぬ寸前の自分を治療してくれた恩人だと知る。男は医術の研究のため解剖するのに牧場から出る動物の死体を盗んでいたのだった。

馬択日*2に、ミョンファンとチニョン、ソンハや多くの両班、そしてインジュも牧場にやってくる。
キベは状態が良くない馬(ヨンダル)を送りださない方が良いというが牧場主は無理矢理に馬を送りだせという。キベはクァンヒョンにヨンダルのことを話し任せる。
会場は華やかな舞踊や馬の曲芸が行われそれを楽しそうに見るチニョンたち。準備をしていたクァンヒョンも別の場所でそれをみていたが、チャボンに呼ばれてキベのところへ行ってしまう。
チニョンは「クァンヒョン」と呼ぶ声が聞こえたのが気になって席を立って探しに行く。しばらくしてチニョンが席にいないことに気づいたソンハもチニョンを探す。
ヨンダルを会場に連れて行くクァンヒョンとクァンヒョンを探すチニョンはお互いに気づかずすれ違うが、その直後ヨンダルが急に暴れだしチニョンを追いかけてきたソンハを轢いてしまいソンハは気絶してしまう...

放送日
○韓国MBCでの放送:2012/10/9
○衛生劇場での初回放送:2013/3/8
○NHK-プレミアムでの放送:2013/7/28

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